ページタイトル:御嶽神社の鳥居杉 当サイトのシンボルマーク

画像:御嶽神社の鳥居杉 名称 御嶽神社の鳥居杉
    (みたけじんじゃのとりいすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 50m/50m(注2)
目通り幹囲 7.2m/6.9m(注2)
推定樹齢 500〜700年(注3)
所在地の地名 神奈川県南足柄市三竹(みたけ)
 〃 3次メッシュコード 5239−70−39
 〃 緯度・経度 北緯35度16分56.6秒
           東経139度06分36.8秒
南足柄市指定天然記念物(1973年1月22日指定)
撮影年月日 2020年2月5日

注1)南足柄市が設置した案内板では単に「鳥居杉」、「かながわの名木100選」案内板では「御嶽神社の鳥居スギ」。各地に鳥居杉があるので、単に鳥居杉では他と区別できないし、かといって、「鳥居スギ」のようなカタカナの使い方は好みではないので、両者を折衷したような名前とした
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)「鳥居杉」案内板による





 三竹は、伊豆箱根鉄道相模沼田(さがみぬまた)駅の西方約2km。標高120mほどの高台の集落である。
 集落を東西に貫く道路を西に向かって登って行くと、左手に「御嶽神社」の小さな案内表示があった。そこを左折して道なりに進むと、鳥居杉前に出る。(道は狭い。斜め分岐では右へ。鳥居杉の所に駐車場あり)
 鳥居杉は参道石段の入口に、2本並んで立つ。
 位置が石段から少しずれていて、現在、2本は根元で繋がっている。しかし、二本杉とか夫婦杉の呼称でなく、鳥居杉というからには、昔の参道はこの2本の間を通り抜けて登るように出来ていたのだろうか。
 背が高いスギで、案内板には神奈川県一の樹高を持つとある。
 てっぺんの葉が失われているが、樹勢は悪いようには見えない。
 ところで、御嶽神社の社叢は、『箱根外輪山北部にまとまって残る貴重な自然林』だとして神奈川県から天然記念物指定を受けているのだが、案内板を読む限りでは、鳥居杉は含まれていないようだ。(鳥居杉は社叢が県指定を受ける以前に南足柄市の天然記念物となっている)
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