ページタイトル:南八幡神社のモミ ロゴ:人里の巨木たち

画像:南八幡神社のモミ(幹と並ぶ) 名称 南八幡神社のモミ
    (みなみはちまんじんじゃのもみ)
名称の典拠 なし
樹種 モミ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 伝承700年(注2)
所在地の地名 広島県庄原市高野町南(南上)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5232−47−34
 〃 緯度・経度 北緯35度01分45秒
           東経132度55分29秒
広島県指定天然記念物(1959年10月30日、「南の八幡神社社叢」の名称で社殿周辺と参道両脇の樹木群を一括指定)
撮影年月日 2015年3月14日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)元亨元年(1321)、蔀山(しとみやま)城主山内首藤通資(やまのうちすどうみちすけ)が鎌倉の鶴岡八幡宮の分霊を勧請した際に植樹したと伝えられていることから
注3)2005年3月31日、庄原市に合併。旧行政区は比婆郡高野町





 高野町南は神野瀬川(かんのせがわ)左岸。そこに直線の長さが500mにもなる立派な参道を持つ八幡神社が鎮座する。地元では大宮八幡宮とも呼ばれているようだ。
 昭和34年(1959)、この参道並木と社殿周辺の樹木群が広島県から天然記念物指定を受けた。
 それらを「巨木」の観点から見れば、社殿周辺のモミ群がすばらしい。
 このページで取り上げたのは1本のみだが、これに続くモミは他に何本もある。天然記念物としての名前を「南の八幡神社のモミ群」としても良いのでないかと思えるほどだ。
 環境省の巨樹データベースにも、南の八幡神社のモミは1本しか登録されていない。これ以外は「その他大勢」とされてしまった。
 場所が場所なら、単木で天然記念物とされてもおかしくないようなモミたちなのだが…。
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