ページタイトル:伊倉南八幡宮の大樟 当サイトのシンボル

画像:伊倉南八幡宮の大樟(幹と並ぶ) 名称 伊倉南八幡宮の大樟
    (いくらみなみはちまんぐうのおおくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 26m(注2)
目通り幹囲 7.2m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 熊本県玉名市宮原
 〃 3次メッシュコード 4930−24−86
 〃 緯度・経度 北緯32度54分22.3秒
           東経130度34分39.7秒
玉名市指定天然記念物(1971年1月11日指定)
撮影年月日 2011年8月5日

注1)1997年3月に玉名市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)上記案内板による





 市立玉南中学校の南、県道を挟んで、南北二つの八幡宮が並んでいる。
 というか、正確には二つの八幡宮の表参道は向かい合っているわけでもなく、同じ向きに向いているわけでもなく、互いに直角な向きに向いている。こんな場合、両者の位置関係をどう表現したらよいのだろう。とにかく、二つの八幡宮の境内は県道を挟んで隣接している。
 双方に大きなクスノキが立っているが、こちらの方が大きさで勝る。昭和46年に市から天然記念物指定を受けた。
 案内板によると、江戸時代においてもう既に大木だったようで、この木そのものが1棟の社殿と同等の扱いを受けていたという。
 また、明治10年(1877)の西南の役では、御神体をこの大クスの樹上に避難させたという話も伝わっているようだ。
 注連縄は細いけれども、南八幡宮にとっては、他の木々とは違う、特別な意味を持つクスノキなのである。
 
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