ページタイトル:水俣諏訪神社のクスノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:水俣諏訪神社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 水俣諏訪神社のクスノキ
    (みなまたすわじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 熊本県水俣市長野町
 〃 3次メッシュコード 4830−23−43
 〃 緯度・経度 北緯32度12分13.5秒
           東経130度25分21.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月28日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 水俣川(みなまたがわ)右岸、川と国道268号に挟まれた市街地に諏訪神社が鎮座する。九州新幹線の高架橋の少し上流側である。
 神社について詳しいことは知らないが、諏訪神社の祭礼は、毎年春に開催される水俣三社祭の一つに数えられているという。市民はよく知る神社なのだろう。
 私の訪問目的はクスノキである。
 クスノキについては、古びた案内板があった。
 それによると、諏訪神社の建立は室町時代初期(14世紀半ば?)で、それ以前、この辺りにはクスノキが群生していたと伝えられているようだ。
 現在の境内にもクスノキ巨木が林立している。
 案内板では、このクスノキ群を自生林の名残としているようだ。しかし、これらに700年以上の樹齢を当てはめるのは、ちょっと無理があるように思われる。
 かつての名残かどうかはともかく、市街地にあってこれだけの巨木林は貴重である。是非とも維持していただきたいと思う。
 左図は最大のクス。
 正面鳥居のすぐ横。道路に面して立っている。
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