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名称 三栗屋のアカマツ (みくりやのあかまつ) 名称の典拠 天然記念物指定名称 樹種 アカマツ 樹高 28m(注1) 目通り幹囲 4.1m(注2) 推定樹齢 250m(注1) 所在地の地名 山形県鶴岡市越中山(えっちゅうやま)字三栗屋(注3) 〃 3次メッシュコード 5739−76−08 〃 緯度・経度 北緯38度35分24.3秒 東経139度51分04.5秒 鶴岡市指定天然記念物(2005年3月1日指定) 撮影年月日 2019年5月17日 注2)地表面から1.3mの高さで実測したところ407cmあった 注3)2005年10月1日、鶴岡市に合併。旧行政区は東田川郡朝日村 旧朝日村役場(現在の鶴岡市朝日庁舎)の近くから国道112号を月山方面に向かう。 3kmほど走ると、三栗屋への分岐点(三叉路)があるので左折。左折するとすぐに三栗屋橋で梵字川(ぼんじがわ)を渡るが、その際、橋の先左側に左図のアカマツが見える。 三栗屋橋北詰、道路より一段低い高さに古峯神社が鎮座し、アカマツはその境内木である。神社の下は絶壁。 境内に、昭和26年(1951)4月20日の日付のある「紀念碑」がある。 かつての三栗屋橋は、この絶壁の下に架けられていたようだ。両岸の集落は絶壁の上にあるから、行き来には川原まで下りなくてはならない。「車馬ノ通行殆ント(ド)不可能」で、不便きわまりなかったようだ。そのため、各方面に働きかけ、県や「鶴岡發條會社」、篤志家の援助もあって、昭和24年(1949)5月4日に新橋完成。その喜びと感謝、及びそれまでの経緯を記した石碑である。 橋の完成は訪問時の70年前。もちろん、アカマツはそれ以前の様子も知っている。 記念碑に記された内容の生き証人でもあるわけだ。 |
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