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名称 神子神社のタブノキ (みこじんじゃのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 福井県三方上中郡若狭町神子(注2)
〃 3次メッシュコード 5335−36−47
〃 緯度・経度 北緯35度37分23.5秒
東経135度50分17.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年5月19日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年3月31日、郡の異なる2つの町が合併して、新しい郡、新しい町(若狭町)ができた。旧行政区は三方郡三方町
神子集落内の道は、県道216号(常神三方線)を除いてすべて狭く、人が歩くだけの道幅しかない。家々の軒が近く、触れあう肌の温みが感じられるような路地だ。
神子神社は、集落の北端。
タブノキは向かって左、社務所の横に立っている。
幹が斜めに傾いているが、これは、直立していたものが傾いたというのでなく、傾きと反対の方に、もう1本の幹が出ていたのである。全体として、受光バランスをとっていたと思われる。近くにお住まいの方のお話では、少し前に崩れ落ち、社務所の玄関を壊したとのこと。そういえば、玄関のところだけ少し新しいように見える。
現在、幹があった痕は大きく抉れ、内部が腐朽しつつあるようだ。
その姿を「趣き」と見ることもできようが、意図せず内臓を覗いてしまったような感じがしなくもない。
ただし、樹勢そのものは悪くなさそうである。 |
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