ページタイトル:三川長根の種まき桜 当サイトのシンボル

画像:三川長根の種まき桜 名称 三川長根の種まき桜
    (みかわながねのたねまきざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 3.0m(注2)
推定樹齢 200年以上(注3)
所在地の地名 岩手県花巻市高松第20地割
 〃 3次メッシュコード 5941−01−43
 〃 緯度・経度 北緯39度22分35.6秒
           東経141度10分11.4秒
花巻市指定天然記念物(2000年4月18日指定)
撮影年月日 2024年4月18日

注1)花巻市教育委員会が設置(設置年月不詳)。ただし花巻市公式ウェブサイトの文化財一覧表は「三川長根の種蒔き桜」で「蒔」の部分が漢字
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板による





 北上川の支流猿ヶ石川(さるがいしがわ)右岸、東北新幹線花巻トンネル北口から、直線距離で北東800mほどのところに立つエドヒガン。
 案内板に「三川長根」とは何かについて詳しく書かれていたので紹介しよう。
 『かつて背後の丘からは、北上川、猿ヶ石川、瀬川の三つの川が眺望できたことから、「三川長根」の地名がついたと伝えられていて、桜はこの地名を屋号とした三川長根家の屋敷跡に生育しています』とのこと。
 巨木としての幹囲はまだ物足りないが、太い大枝を何本も伸ばし、樹冠の大きさはかなりのもの。桜の花を愛でる向きにはお勧めの桜である。
 私が訪ねた時は、残念ながら、もう「散り果て」状態。低い枝に少しばかりの花が残るだけ。是非とも再訪したいところだが、後期高齢者の私には可能かどうか心許ない。
 車が通れるどの道路からも桜が見えないので位置が分かりにくいかも知れない。
 私は県道284号(花巻田瀬線)脇の小さな案内柱を見つけることが出来たので難なく辿り着けたが(桜見学者のために私有地を駐車場として使わせて下さる方もおられて有り難い)、案内柱を見つけられなかったら、花巻八景の一つ「平良木の立岩」付近でお尋ねになれば良いと思う。地元の方々にとっては立岩と同様に自慢の桜だと思われるので、きっと丁寧に教えて下さることだろう。
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