ページタイトル:三上六所神社のケヤキ 当サイトのシンボル

画像:三上六所神社のケヤキ(幹と並ぶ)

画像:イヌの石像
名称 三上六所神社のケヤキ
    (みかみろくしょじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 31m(注1)
目通り幹囲 6.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 滋賀県甲賀市土山町鮎河(東野)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5236−32−47
 〃 緯度・経度 北緯34度57分22.6秒
           東経136度20分22.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年5月23日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2004年10月1日、甲賀郡内の5町が合併して甲賀市誕生。旧行政区は甲賀郡土山町





 野洲川左岸、鮎河小学校の南300mほどのところに、三上六所神社が鎮座している。
 境内の石造由緒碑によれば、ここに鎮座するに至った次第は、以下のようなものである。
 かつてここは悪獣毒蛇が多く、人々はその害に苦しめられていた。一心に神に祈ったところ、野洲の御上(みかみ)神社に奉仕する三上三郎なる人物が2頭の猟犬を連れて現れ、たちまちにして害獣を退治した。人々は、神徳に感謝し、三郎が仕える御上神社の祭神である天御影命(あめのみかげのみこと)と、村人を救ってくれた三上三郎の霊を祀って神社を建てた。
 いつ頃から語られるようになった創立縁起かは知らないが、いずれにしろ、野洲市に鎮座する御上神社と深い関係があることは間違いなさそうだ。
 大ケヤキは、拝殿の左(向かって右)に立っている。少し斜めに傾いているが、根から幹に至る曲線が力強い。
 ケヤキの近くには、狛犬ならぬ、精悍な顔つきの犬の像がある。三上三郎が連れてきたという猟犬であろう。
 今もここから悪獣に目を光らせ、氏子達を守っているように思われた。
 
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