ページタイトル:友愛の松 当サイトのシンボルマーク

画像:友愛の松 名称 友愛の松 (ゆうあいのまつ)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 クロマツ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 4.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 静岡県沼津市戸田(注3)
 〃 3次メッシュコード 5238−36−61
 〃 緯度・経度 北緯34度58分36.5秒
           東経138度45分59.8秒
天然記念物指定 なし(注4)
撮影年月日 2020年2月3日

注1)1982年10月1日に旧戸田村教育委員会が設置
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)2005年4月1日、沼津市に合併。旧行政区は田方郡戸田村
注4)合併前の戸田村から1973年4月11日に天然記念物指定を受けたが、合併の際に指定を解除されたようだ。訪問時現在、沼津市の文化財一覧表に該当する名前は見当たらない





 戸田(へだ)漁港を荒波から守るように延びる砂嘴(御浜岬)の先端近くに諸口神社(もろくちじんじゃ)が鎮座し、その近くまで舗装道路が通じている。
 終点の駐車場近くには戸田造船郷土資料博物館があって、昔の造船資料や日露友好の歴史資料が展示されている。
 左図のクロマツも博物館の建物近くに立つ。
 「友愛の松」の名は、博物館の開館式に列席した駐日ソ連大使オレグ・トロヤノスキー氏が「友愛のきずな」として命名したものという。(案内板より)
 何故に造船博物館の開館式にソ連大使が出席したか、何故「友愛のきずな」なのかについては、公益財団法人友愛の「日露友好 歴史の一幕を観る」ウェブページに詳しく載っているので、そちらをご覧いただきたい。
 「友愛の松」は、命名から約50年を経た。
 途中で3幹に分かれる樹形で、本来ならば樹冠はもっと大きくなるはずと思われるが、建物に挟まれ、少々窮屈そう。一部に枯損も見られるが、まだなんとか持ちこたえてくれそうだ。
 なお、ここから先、岬に向かって、静岡県指定天然記念物のイヌマキ林が広がる。ついでに林内を散策してみられたらいかがだろうか。
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