ページタイトル:御浜岬の根上りの松 当サイトのシンボルマーク

画像:御浜岬の根上りの松 名称 御浜岬の根上りの松
    (みはまみさきのねあがりのまつ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 クロマツ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 4.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 静岡県沼津市戸田(注3)
 〃 3次メッシュコード 5238−36−61
 〃 緯度・経度 北緯34度58分31.4秒
           東経138度45分53.5秒
天然記念物指定 なし(注4)
撮影年月日 2020年2月3日

注1)マツの近くに「根上りの松」と記した樹名板があったが、この名前は各地にあって紛らわしいので、特徴となる地名を冠した
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による。1988年報告値と見比べると、「根上りの松」と「魚見の松」のデータが入れ違ってしまったようだ(このマツはご覧のように明らかに単幹なのだが、複数幹とされている)。それで、ここには1988年調査の延長と見なせる数値を記した
注3)2005年4月1日、沼津市に合併。旧行政区は田方郡戸田村
注4)合併前の戸田村から1973年4月11日に天然記念物指定を受けたが、合併の際に指定を解除されたようだ。訪問時現在、沼津市の文化財一覧表に該当する名前は見当たらない





 旧戸田村の中心部。戸田大川(へだおおかわ)の河口に、差し渡し1kmほどの入江があって、その開口部で、南から北に向かって長さ700mほどの砂嘴が延びている。まるで戸田(へだ)漁港を波から守る天然の防波堤のようだ。
 砂嘴の付け根に当たるところに御浜集落があり、その先端が御浜岬なのだが、この砂嘴全体もまた御浜岬と呼ばれているようだ。
 御浜岬(砂嘴)の大半はクロマツで覆われ、ところどころに幹囲3mを超える巨木が散見される。
 左図もその1本。海側から見ると根上がり状態に見えることから、「根上りの松」と呼ばれている。
 林の縁に立ち、半独立木であるため、林のマツに比べ、幅広で重量感のある樹冠を戴いている。
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