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名称 三会温泉神社のクスノキ
(みえおんせんじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 クスノキ
樹高 40m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長崎県島原市亀の甲町
〃 3次メッシュコード 4930−12−78
〃 緯度・経度 北緯32度49分09.4秒
東経130度21分16.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月24日
注1)「温泉神社」の読み方については未確認
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
島原鉄道の三会(みえ)駅と松尾町駅の間、国道251号のすぐ東に、三会温泉神社がある。
バス停の名は「三会神社前」だが、拝殿の社号額は「温泉神社」。長崎県神社庁に登録された神社号も「温泉神社」である。多分、「温泉神社」が正式名なのだろう。
しかし、拝殿に掛かる幕には「三会温泉神社改築奉賛会」の文字が見え、平成17年(2005)建立の社殿改築記念碑にも「三会温泉神社」と記されている。氏子さんたちはそのように呼び習わしているようなので、ここでもそう呼ばせていただく。(鳥居の額には「天満宮」とあった)
ところで、かつて雲仙(うんぜん)は「温泉」と表記されていたらしい。活火山である雲仙岳の周辺には、当然、温泉もある。温泉に山の名を冠しようとすると、「温泉温泉(うんぜんおんせん)」となり、一体何だ、ということになってしまう。それ以外のことでも何かと紛らわしいため、昭和9年(1934)の「雲仙国立公園」制定を契機に、地元ではこれ以後、「雲仙」で統一することに決めたようである。(この神社は、もしかして「うんぜんじんじゃ」と読むのだろうか?)
国道より一段高い境内に、このクスノキが立っている。神木とされているようで、幹に注連縄を巻いている。
大枝の先が切断され、幹の太さの割に樹冠がこぢんまりしているのは、立地条件から見て、仕方がないことかも知れない。 |
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