ページタイトル:仲山神社の夫婦杉 当サイトのシンボルマーク

画像:仲山神社の夫婦杉 名称 仲山神社の夫婦杉
    (なかやまじんじゃのめおとすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 55m/55m(注1)
目通り幹囲 4.7m/4.6m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 三重県津市美杉町八知(やち)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5136−62−72
 〃 緯度・経度 北緯34度34分02秒
           東経136度16分23秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年3月28日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による(1988年度報告値)
注2)2006年1月1日、津市に合併。旧行政区は一志郡美杉村





 旧美杉村の仲山神社に、環境省巨樹データベースにあるスギを訪ねた。データでは幹囲490cmとあるが、これは1988年度の報告値。当然今は5mを超えているはずだ、と思ったのである。
 ところが、ちょっと様子がおかしい。同データから予想したところでは、5mに達していそうな大杉が4本なければならないのに、5m前後のスギは左図の2本のみ。
 腑に落ちぬまま帰宅して、再度調べてみたら、なんと、旧美杉村には仲村神社が2社あって、そのどちらにもスギ巨木があったのだ。私は、むしろ巨木としては小さい方を訪ねてしまったことになる。
 間違えた理由は単純。環境省データベースでは仲山神社の詳細な住所が省かれており、しかも2つの仲山神社のデータが続けて記載されているものだから、仲山神社が2社あることに思いが至らなかったのだ。
 過ちに気づいたのは、1991年に刊行された書籍版のデータで、仲山神社の3次メッシュコードが離れた二ヶ所を指しているのを知った時。不明を悔やんでも後の祭り。
 それはそれとして、この夫婦杉もなかなかのもの。
 今はどちらも幹囲が5m前後になっていると思われるが、それらが競うように2本並んでいる。背丈も幹回りもほぼ同じ。
 いずれも樹勢良く、ライバルのような夫婦である。
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