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名称 野沢町の女男木 (のざわまちのめおとぎ) 名称の典拠 八十二文化財団ホームページ「長野県の文化財」(注1) 樹種 ケヤキ 樹高 18m(注2) 目通り幹囲 7.4m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 長野県佐久市野沢 〃 3次メッシュコード 5438−23−67 〃 緯度・経度 北緯36度13分25.9秒 東経138度28分05.7秒 佐久市指定天然記念物(1971年10月1日指定) 撮影年月日 2002年5月12日(左画像) 2006年11月4日 注2)環境庁「巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による 旧国道141号と県道144号の交差点に立つ。ここはもと富岡街道と佐久甲州街道の分岐点だった。いまも根元近くに「北木曽路」「東岩村田道」などと彫られた道標が残る。 ケヤキは大伴神社に属している。大伴神社は北東に200mほど離れた伴野城跡横にあるが、以前はこのあたりまで境内が及んでいたのだろうか。 昔は南東隣地の弁財天社にも大ケヤキがあり、写真の木と一対で「女男木(めおとぎ)」と呼ばれていた。それが、今はパートナーを失い、1本だけになってしまった。 この木も腐朽が進んでいたところに昭和63年(1988)の大雪で傷を受け、2本の大枝の片方を伐採されてしまった。 車道も歩道も舗装で固められた現代の路傍は、ケヤキには住みにくい環境なのだろう。この老木の命が永らえるよう、祈るのみである。 |
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