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名称 松崎神社のスギ (まつざきじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 27m(注1)
目通り幹囲 6.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 千葉県香取郡多古町東松崎
〃 3次メッシュコード 5340−54−22
〃 緯度・経度 北緯35度46分17.7秒
東経140度31分53.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月14日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
香取市(旧山田町)との境界近く、県道127号(多古山田線)に南面して松崎神社が鎮座する。倉稲魂命(うかのみたまのみこと。いわゆるお稲荷さん)を祭神とするため、松崎稲荷神社と呼ばれることもあるらしい。(地名の東松崎は「ひがしまつさき」で「崎」は濁らないが、神社の方は「まつざき」と濁るようだ)
境内に「周囲六メートル余り」の「逆さ公孫樹」があり、多古町から天然記念物指定を受けている。しかし、実際の幹囲は遙かに小さいため、ここでは取り上げないことにする。(6mは根回りのことだろうか?)
スギは、イチョウよりずっと大きい。樹肌のきれいな、オモテスギのタイプのスギである。
スギもイチョウも、ともに神木とされているのか、注連縄を付けている。
ところで、神社の背後は、千葉県指定史跡「北条塚古墳」である。全長約70m、全幅約38mの大きな前方後円墳だ。6世紀後半の築造と考えられているようだ。
古墳の形が今もよく残されていて、シイやタブなどの常緑樹が比較的疎らに覆っている。スギ巨木も見られる。
なかなか趣きがある森のように思われた。 |
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