ページタイトル:中村神社のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:中村神社のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 中村神社のケヤキ (なかむらじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 6.9m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県長野市松代町西条(まつしろまちにしじょう)字中村
 〃 3次メッシュコード 5438−61−56
 〃 緯度・経度 北緯36度32分58.2秒
           東経138度11分59.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年11月5日

注1)まったくの目分量
注2)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測





 千曲川の支流神田川(かんだがわ)左岸、松代西条小学校の北に隣接して中村神社が鎮座する。
 拝殿に掲げられた5柱の祭神名は系(素?)盞嗚命(スサノヲノミコト)、天■(「児」の「旧」と「儿」の間に「一」が入る)屋根命(アマノコヤネノミコト)、大國主命(オオクニヌシノミコト)、建御名方富命(タテミナカタトミノミコト)、事代主命(コトシロヌシノミコト)。
 社号柱には「延喜式内 中村神社」の文字。
 しばしばお世話になる「玄松子の記憶」から拾い読みすると、もとは「大國大明神」と称し、大宮とも呼ばれていた。永禄年間(1558〜1570)の兵火で社殿・古記録を焼失。現在地南方の山腹に「宮平」という地があり、当初はそこにあったと伝えられているとも。
 境内はケヤキ巨木の森である。ケヤキの純林というわけではなく、また幹囲が5mを超えるのはなさそうだが、圧倒的多数を占めるケヤキ巨木にどうしても目が行く。
 それらの頭領が左図のケヤキ。正面参道の鳥居の横に立っている。
 このケヤキについても、幹そのものの太さは5mに満たないように見える。しかし、地際が異様に膨らんでいて、傍らに立つとかなりの迫力である。
 各地でときどきこのようなケヤキを見かけるが、どんな要因がこんな姿にさせるのだろうか。
 不思議である。
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