ページタイトル(松島大杉) サイトのシンボル

画像:松島大杉(幹と並ぶ)

画像:瑞泉寺太子堂
 瑞泉寺太子堂(1918年再建)
名称 松島大杉 (まつしまおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 36m(注2)
目通り幹囲 7.6m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 富山県南砺市松島(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5436−67−68
 
〃 緯度・経度 北緯36度33分35.9秒
           東経136度58分26.2秒
井波町指定天然記念物(1966年7月1日指定)(注4)
撮影年月日 2003年8月7日

注1)1995年4月に井波町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)現地の案内板による
注4)平成16年(2004)11月1日、8町村が合併して南砺市誕生。旧行政区は東礪波郡井波町





 いくらも離れず、井波八幡宮と松島八幡宮という二つの八幡宮が並んでいる。この大杉は松島八幡宮の方の参道の途中。道が狭いので、自動車は近くにある道の駅に置いて歩いた方がいいかも知れない。
 井波町は瑞泉寺の膝元で発展してきた町である。二つの八幡宮は、本願寺5世綽如上人が開いた瑞泉寺から大谷別院に向かう途中にある。
 松島大杉は市街地から松島八幡宮に至る石段の上に立っている。ウラスギの類である。野性的で逞しい感じがする。
 越中一向一揆で瑞泉寺は城郭と化し、一向宗徒側の拠点となった。この大杉はその時代以前からすでにあったという。天正9年(1581)、瑞泉寺は佐々成政との戦いで城下町とともに灰燼に帰したが、この大杉は残った。
 長らく人の世を見てきた生き証人なのである。
 
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