ページタイトル:松尾山のヒガンザクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:松尾山のヒガンザクラ 名称 松尾山のヒガンザクラ
    (まつおさんのひがんざくら)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 エドヒガン
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 3.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県山形市蔵王半郷(ざおうはんごう)
 〃 3次メッシュコード 5740−22−16
 〃 緯度・経度 北緯38度11分02.0秒
           東経140度19分26.5秒
山形市指定天然記念物(1974年9月28日指定)
撮影年月日 2022年4月18日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 前回は松尾山観音堂でカツラに出会って以来、9年ぶりの再訪である。今回の目的はこのヒガンザクラ。
 まずは参詣を済ませてからと観音堂に向かったら、嬉しいことに内部も見学できるようだ。入口に『扉をあけておあがり下さい。電気のスイッチは右側にあります』『動物がお堂の中に入り悪さをするので参拝後戸締まりをよろしくお願いします 別当』の張り紙があった。
 なにしろ国の重要文化財である。緊張しつつも有り難く拝見させていただいた。
 改めてサクラを鑑賞。
 かなりの老木のようで、幹の内部はすっかり伽藍堂。それでも懸命に花をつけている。
 帰り際に、作業着姿で参道の落葉掃除をしておられた女性から声をかけられた。松尾山別当の奥様であった。
 とても明るくきさくな方で、初めてお会いしたにもかかわらずすぐに打ち解け、まるで旧知の間柄のように感じさせる不思議な魅力を持った方だった。
 観音堂が開放的であったのも納得できる気がした。
ボタン:山形県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る