ページタイトル:松尾寺のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:松尾寺のイチョウ 名称 松尾寺のイチョウ (まつのおでらのいちょう)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 イチョウ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 伝承900年(注3)
所在地の地名 京都府舞鶴市松尾
 〃 3次メッシュコード 5335−13−97
 〃 緯度・経度 北緯35度29分49.2秒
           東経135度28分09.9秒
舞鶴市指定天然記念物(1977年2月17日指定)
撮影年月日 2012年5月11日

注1)天然記念物指定名称は単に「イチョウ(銀杏)」。それでは他と区別できないので、所属する寺の名を冠した
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)伝承では、元永2年(1119)、鳥羽天皇(在位1107〜23)のお手植えとされている。そこから計算すると、訪問時現在ではこれくらいになろうか





 福井県との境界に位置する青葉山は、標高693mと692mの2つのピークを持つ双耳峰である。
 その西峰の南西麓に、真言宗醍醐派青葉山松尾寺(あおばさんまつのおでら)がある。和銅元年(708)、唐からの渡来僧威光上人が開いたと伝える古刹で、西国33観音霊場の第29番札所。
 元永2年(1119)には、鳥羽天皇の行幸もあったという。当時は、寺領4千石、寺坊65を数える大寺だったようだ。(松尾寺のホームページを参考)
 細身の鐘楼の脇に立つイチョウは、行幸の際に、鳥羽天皇自らお植えになったと伝えられている。
 しかし、実際はどうだろうか。
 イチョウは結構生長の早い樹木である。各地のイチョウ巨木と比べて、それほどの樹齢のようには見えないのだが。 
 
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