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名称 松之郷八坂神社のスギ
(まつのごうやさかじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 千葉県東金市松之郷
〃 3次メッシュコード 5340−22−99
〃 緯度・経度 北緯35度34分55秒
東経140度22分08秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月15日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
東金ダムの東約1.2km、高さ40mほどの台地上に八坂神社がある。
案内板によると、正応2年(1289)、久我台城主北条久時の勧請と伝えられ(別の案内板では、正応2年は勧請年でなく、久我台城から当地への遷座年だとしている)、かつては天王様と呼ばれていたようだ。(明治の廃仏毀釈で牛頭天王社が八坂神社に変じる例は各地によくある)
境内は、ちょっとした巨木の森だ。2014年5月現在、環境省巨樹データベースに16本の巨樹が登録されている。(そのうち、市指定天然記念物だったケヤキは2002年に倒壊。今はない)
この森は、近隣においてよく目立ったらしく、「九十九里浜庶民の帰途の目安であったという」(案内板より)。
拝殿の左(向かって右)に少し離れて立つ大杉が、境内では最も大きい。幹の基部が膨れかかった独特の形状をしている。
上に記したケヤキのほか、境内では、幹囲4mほどのイチョウも天然記念物指定を受けているが、このスギは天然記念物ではない。
このあたりで、これくらいのスギは珍しくないということだろうか。 |
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