ページタイトル:松原諏方神社のサワラ ロゴ:人里の巨木たち

画像:松原諏方神社のサワラ 名称 松原諏方神社のサワラ
    (まつばらすわじんじゃのさわら)
名称の典拠 なし
樹種 サワラ
樹高 30m(注1) 今はもっと低い
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 長野県南佐久郡小海町豊里(松原)
 〃 3次メッシュコード 5438−03−56
 〃 緯度・経度 北緯36度03分05.7秒
           東経138度27分31.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年5月29日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 JR小海線松原湖駅の近くから、県道480号(松原湖高原線)を西に登って行くと松原湖畔に出る。
 余談になるが、本来この湖は「猪名湖(いなこ)」という名前だった。それが、誰が言い始めたか、今では「松原湖」の名前の方が定着したようで、国土地理院の地図にも「松原湖」で載っている。
 その松原湖畔に、松原諏方神社の上社と下社がある。このサワラをはじめ、巨木が林立するのは、松原湖の南東岸に鎮座する上社の方。
 少し遠いが、町営駐車場に車を駐めて歩いた。(もともと訪問計画当初から、湖畔を一周するつもりだった)
 左図、サワラの奥に見えるのはイチイ(幹囲4.1m)。イチイは参道のすぐ脇に立っているので、よく目立つ。まずイチイを見つけ、そこからサワラを探すとよいと思う。
 残念ながら、サワラはかなり傷んでいた。頂部を失い、幹の下部には大穴。枝も一方に偏している。
 旧環境庁資料に、「出逢いのサワラ」と呼ばれているとあった。何か伝承があるのだろうか。
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