|
|
|
名称 松原八幡神社のクスノキ
(まつばらはちまんじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 6.8m(注1)
推定樹齢 伝承1000年(注1)
所在地の地名 長崎県大村市松原本町
〃 3次メッシュコード 4929−37−65
〃 緯度・経度 北緯32度58分30.1秒
東経129度56分43.0秒
大村市指定天然記念物(1974年12月24日、「八幡神社の社叢」の名称で境内林の樹木を一括指定)
撮影年月日 2015年3月23日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
500mほど離れているJR松原駅と松原小学校を結ぶ線分の中間付近に、松原神社が鎮座している。
案内板によると、旧松原村の総鎮守で、創立年暦不詳ながら、「博多日記」正慶2年(1333)に登場しているという。また、一説に、伊東氏(日向伊東氏のことか?)が下向した際に、鎌倉の石清水八幡宮(鶴岡八幡宮?)の分霊を祀ったのが始まりともいわれているらしい。とにかく、乱世の時代より前から存在していたことは間違いないのだろう。
神社は、独立した小さな丘の上に築かれている。
クスノキが立つのは本殿の後方。境内の端。クスノキの後ろはストンと下に落ちている。クスノキへの風あたりも強いことだろう。(もちろん字義通りの意味で)
そんなことが関係しているのか、太さの割に、樹冠はごく小さい。
根元に「わが町の大樹」と記した板が置かれていた。
人々に愛されているクスノキなのだろうと思われる。 |
|