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名称 松の窪のコガノキ (まつのくぼのこがのき)
名称の典拠 大洲市公式ホームページより
樹種 カゴノキ
樹高 12m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 300年(注1)
所在地の地名 愛媛県大洲市河辺町植松(注2)
〃 3次メッシュコード
〃 緯度・経度 北緯33度28分54.8秒
東経132度44分02.2秒
大洲市指定天然記念物(1986年1月23日指定)
撮影年月日 2013年5月14日
注1)「えひめの身近な巨樹・名木調査書」による(2008年11月12日調査)
注2)2005年1月11日、大洲市に編入合併。旧行政区は喜多郡河辺村
上記「えひめの身近な巨樹・名木調査書」では「松の窪城跡のコガノキ」の名で取り上げられている。また、左下図に見える石碑の文字は「松之久保城砦址」。カゴノキが立つのは、松窪城(まつのくぼじょう)の城跡なのだ。
河辺町山鳥坂(やまとさか。ここには松窪城の根城にあたる堀ノ城があった)の春日神社に伝わる口碑によると、松窪城は、和気清麻呂(わけのきよまろ)の末裔にあたる和気越前守が大永3年(1523)に築城したという。(愛媛県神社庁の神社紹介ページを参考)
訪ねてみて、大きな城を築けるような場所ではないように思った。戦国時代に多く作られた、砦のような城の一つだったのだろう。
現在、もう城の面影はなく、カゴノキの周囲にはクリが植えられている。
河辺川(かわべがわ)右岸を走る県道55号(小田河辺大洲線)で上流を目指す。旧河辺村役場があった植松で河辺川を渡り、300mほど走ったところで右折。葛折りを登った先にカゴノキが立っている。 |
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