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名称 又四郎ナシ (またしろうなし) 名称の典拠 現地の標柱(注1) 樹種 ミチノクナシ? 樹高 10m(注2) 目通り幹囲 3.7m(注3) 推定樹齢 不明 所在地の地名 岐阜県大野郡白川村木谷 〃 3次メッシュコード 5436−27−22 〃 緯度・経度 北緯36度11分22.4秒 東経136度54分12.3秒 白川村指定天然記念物(1995年1月19日指定) 撮影年月日 2018年11月23日 ナシ」とされているので、「の」があるのが正式名なのかも知れない 注2)まったくの目分量 注3)地上1.3mの高さにおける幹囲を実測 道の駅「飛騨白山」から国道156号を1.6kmほど北上すると、国道は新平瀬トンネルに入る。又四郎ナシが立つ木谷(きだに)は、トンネルの東方、庄川(しょうがわ)の右岸側の集落である。白弓スキー場の麓、と表現した方がわかり易いかも知れない。 新平瀬トンネルの北で国道と別れ、庄川を渡って道なりに坂を登って行くと、やがて道の左手奥に左図の姿が見えてくる。 ネット上で調べてみると、白川村職員の方が、リレーでブログを書き、白川村の「今」を紹介している。その中に又四郎ナシの紹介記事があった。 それによると、ナシの種類がはっきりと同定されてはいないようだ。記事には直径5cmほどの果実の写真もあったのだが、それを拝見しても、私にはヤマナシの系統なのか、それともミチノクナシなのか、よく分からない。 さらに、「白川村ではこういったナシやカキ、クルミ、クリなどの果実のなる木を家のまわりに植樹して、報恩講等の仏事にチャノコ(茶菓子)として出されていた」とも紹介されていた。そうであれば、もしかして、このナシは食用に適するよう改良されたナシなのだろうか。樹種については曖昧なままでご勘弁いただきたい。 私が訪ねたのは、初雪が降った日。枝には一つも実が残っていなかったが、白く薄化粧したスキー場を背景に、ちょっとだけ幻想的な雰囲気が味わえた。 |
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