ページタイトル:真杉家のタラヨウ 当サイトのシンボルマーク

画像:真杉家のタラヨウ 名称 真杉家のタラヨウ (ますぎけのたらよう)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 タラヨウ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 2.7m(注1)
推定樹齢 1000年(注1)
所在地の地名 福井県福井市高田町(たかたちょう)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5436−02−25
 〃 緯度・経度 北緯36度01分28.7秒
           東経136度19分10.6秒
福井県指定天然記念物(1974年4月16日指定)
撮影年月日 2020年11月15日

注1)福井県農林水産部森づくり課ウェブサイトの一つ「ふくいの名木・名花」による
注2)2006年2月1日、福井市に合併。旧行政区は足羽郡美山町(あすわぐんみやまちょう)





 JR越美北線(えつみほくせん、注3)越前高田(えちぜんたかた)駅の東方に立つタラヨウ。駅のプラットフォーム(ホーム)からもよく見える。
 タラヨウが立つ場所について、もとは真杉家の庭園だったらしい。現在は周囲に建物も無く、タラヨウを除いて庭園らしき面影も薄れているので、無人になってからかなりの時間を経ているようだ。
 道路脇を流れる川に橋が架けられていて、直接タラヨウに向かうことが出来たので、ちょっと失礼して見学させていただいいた。周辺環境を損なうようなことはしなかったつもりなので、無断侵入についてはどうかお許しを。
 幹囲はまだ物足りないが、素晴らしい樹勢のタラヨウである。数多くの枝にびっしり葉をつけ、見る向きによっては外から枝振りが全く見えないほど。
 「ふくいの名木・名花」によれば、『昭和38年(1963)、昭和56年(1981)の豪雪時に枝抜けなどの被害を受け、腐朽が進んだため、2回の外科手術を行っ』たそうだが、処置が適切だったらしく、今も若々しく元気そのもの。(樹齢1000年はサバの読み過ぎと思う)
 福井県の宝物とするに相応しいタラヨウだと思われる。

注3)これが正式名だが、むしろ九頭竜線と通称されることの方が多い(当のJRを含めて) 
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