ページタイトル:益山寺の大イチョウ 当サイトのシンボルマーク

画像:益山寺の大イチョウ 名称 益山寺の大イチョウ
    (ましやまでらのおおいちょう)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 イチョウ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 350〜400年(注2)
所在地の地名 静岡県伊豆市堀切(注3)
 〃 3次メッシュコード 5238−47−02
 〃 緯度・経度 北緯35度00分23.2秒
           東経138度54分21.2秒
伊豆市指定天然記念物(1974年12月4日指定
撮影年月日 2020年2月3日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)旧修善寺町教育委員会が設置した案内板による
注3)2004年4月1日、田方郡内4町が合併して伊豆市誕生。旧行政区は田方郡修善寺町





 益山寺の境内、参道の木道を挟んで大もみじの反対側に立つイチョウ。両者一対で仁王のように立って、悪鬼が立ち入るのを防いでいる感じ。
 もみじは稀に見るほどの大きさで、県指定天然記念物。イチョウは市指定天然記念物。もともとモミジとイチョウでは体格が違うので、天然記念物としての格はもみじに譲るが、体格はもちろんイチョウの方が大きい。
 しかもご覧の樹形である。幹の太さに比して上空の枝振りが大きく逞しく、データ以上の迫力を見せている。
 自然の怪力に大枝をもぎ取られたような痕も見える。イチョウは強剪定されることもなく、思う存分、枝を広げている。
 発達途上の気根も見える。これらが大きくなる頃には、一層猛々しい姿となり、悪鬼が足下にも近寄れないほどの仁王に変身することだろう。
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