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名称 真島のクワ (ましまのくわ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ヤマグワ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 3.4m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注3)
所在地の地名 長野県長野市真島町真島
〃 3次メッシュコード 5438−71−16
〃 緯度・経度 北緯36度36分08.3秒
東経138度12分32.2秒
長野県指定天然記念物(1962年9月27日指定)
撮影年月日 2016年4月15日
注1)2011年3月20日に長野市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
1998年に開催された長野オリンピックで、フィギュアスケートの会場となったホワイトリング(ホワイトリンクではない)の南東約300m、集落内の狭い交差点に、左図のクワ古木が立っている。
近くに駐車スペースがないので、かなり離れた場所に車を置いて歩いた。
このクワの由来ははっきりしている。
案内板によれば、松代藩(まつしろはん)物産取締をしていた中澤源八なる人物(1784〜1859)が、殖産興業のために、関東各地を視察してクワの優良苗を求め、植えたものらしい。とすれば、樹齢は200年くらいのものだろうか。(中澤源八の名から、地元では「源八グワ」と呼ばれているそうである)
かつては根元で3幹に分かれていたらしいが、その後、2本が枯れ、東に向かって伸びていた1本のみが今日まで残ったようだ。
それでもこの大きさだ。
3幹が揃っていた頃は、さぞかし雄大な姿だっただろうと思われる。 |
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