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名称 戦国政宗桜 (せんごくまさむねざくら)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県二本松市小浜字下館(注3)
〃 3次メッシュコード 5640−24−71
〃 緯度・経度 北緯37度33分51.6秒
東経140度30分44.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年4月22日
注1)岩代観光協会が設置(設置年月不詳)
注2)環境省巨樹データベース(1998年調査)による
注3)2005年12月1日、二本松市に合併。旧行政区は安達郡岩代町
環境省巨樹データベースに「一本松公園のサクラ」の名で載る桜。私のサイトでは、地元観光協会がつけた「戦国政宗桜」の名で紹介することにする。
ここはかつての小浜(おばま)城の本丸跡で、公園化されて一本松公園となった。高台のため、見晴らしが良い。
城を築いたのは国人領主大内氏。伊達・芦名の両大名の勢力争いに巻き込まれ、大内氏は芦名氏に従ったが、天正13年(1585)、伊達政宗の攻撃を受けて敗走。その後、二本松城包囲戦のため、政宗は小浜城に1年ほど陣を敷いていたらしい。(「小浜城跡」案内板より)
それが樹名の由来と思われるが、この桜の樹齢を戦国時代まで遡るのは少々無理があるように思われる。(そもそも戦国時代の山城に桜があったとは考えられない)
訪ねた時、花にはもう遅く、わずかに樹上に残る程度。葉桜になりつつあるところ。
幹の太さもデータより細く思われ、やや名前負けの印象が残った。 |
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