名称　根本家の椎　（ねもとけのしい） 名称の典拠　現地の標柱（注1） 樹種　スダジイ 樹高　１２ｍ（注2） 目通り幹囲　６．２ｍ（注2） 推定樹齢　不明 所在地の地名　千葉県木更津市真里谷（まりやつ） 　〃　３次メッシュコード　５３４０−００−３５ 　〃　緯度・経度　北緯３５度２１分５７．４秒 　　　　　　　　　　　東経１４０度０４分０７．３秒 木更津市指定天然記念物（１９８８年１月２０日指定） 撮影年月日　２０１４年５月１９日 注1）木更津市教育委員会が設置（設置年月不詳）。天然記念物指定名称もこれに同じ 注2）環境省巨樹データベース（２０００年フォローアップ調査）による 　ＪＲ久留里線馬来田（まくた）駅の東方約１ｋｍ。旧家の裏庭に立つシイ。 　私が訪ねた時、奥様がちょうどお出かけになるところで、全く失礼なタイミングになってしまったのだが、撮影許可の願いを快諾して下さり、わざわざ樹下まで案内して下さった。この場を借りて、改めてお礼申し上げたい。 　天然記念物のシイは、地上３ｍほどの高さで大きく３幹に分かれていたようだ。現在、そのうち１本はもうない。しかし残る２本は元気なようで、上方で大きく枝を伸ばし、広い範囲を樹冠で覆っている。 　インターネット上に、平成２４年度第１回木更津市文化財保護審議会の会議録があって、平成２４年６月の台風４号により、直径８０ｃｍ、長さ２ｍほどの大枝が折れたことが委員に報告されていた。 　左図で右手前に転がっているのがそれかとも思ったが、どうも違うような気がする。（これはそれより古く、３支幹のうちの失われた１本のように思う） 　審議会のやりとりを拝見して、所有者はもちろん、市民からも大切に思われているシイであることがよくわかった。