ページタイトル:魔王権現のヒノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:魔王権現のヒノキ(幹と並ぶ)

画像:魔王権現のヒノキ(金網扉入口の案内表示)
名称 魔王権現のヒノキ (まおうごんげんのひのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称(注1)
樹種 ヒノキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 山梨県山梨市三富上柚木(寺井)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5338−55−19
 〃 緯度・経度 北緯35度45分55.4秒
           東経138度44分28.8秒
山梨市指定天然記念物(1981年9月2日指定)
撮影年月日 2017年12月3日

注1)1981年3月に旧三富村教育委員会が設置した案内板では「魔王権現の」となっっているが、天然記念物としての名前はカタカナ
注2)その案内板による
注3)2005年3月22日、山梨市に合併。旧行政区は東山梨郡三富村





 笛吹川(ふえふきがわ)右岸を走る国道140号(雁坂(かりさか)みち)から県道213号(下荻原三日市場線)に入る。と言っても、県道を走る区間はごく僅かで、笛吹川に架かる千原松ノ木橋を渡ったらすぐ左折。交差点の正面に、「柚木窯(ゆのきがま)」の小さな案内表示が出ている。
 左図の大ヒノキへの入口となる金網扉は、柚木窯のすぐ山側の道にある。従って、あとは柚木窯の案内に従って進むだけ。(ただし、扉近くには駐車スペースがないので注意)
 扉の入口にも案内表示。扉を開けて中に入ったら(通り過ぎたらすぐに閉めるのが原則)、20mほど先で左の山道に入る(ここにも案内表示があるのだが、訪問時は倒れていて、しかも裏返しになっていたので、危うく見逃すところだった)。そこから約100m。
 力強い姿のヒノキである。
 浅学にして魔王権現の名を聞いたことがなかった。
 憤怒相を示し、手足を上げて、踊るようにも見える姿態の蔵王権現から転じたのかと勝手に想像したところだが、案内板によれば、魔王第六天を祀るのだそうである。
 大ヒノキの周囲は若い人工林。大ヒノキのあたりから谷側はわざと疎らにしてあって、明るく気持ちの良い森だ。
 この森は個人の所有物だということだが、自由に見学させていただけることに感謝したい。
 なお、上記金網扉から山の方へ50mほどのところにも別の金網扉があり、そこに案内板が設置してある。
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