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満開の万燈桜 |
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名称 万燈桜 (まんとうざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 3.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県二本松市米沢下川原田(注3)
〃 3次メッシュコード 5640−33−58
〃 緯度・経度 北緯37度38分08.3秒
東経140度28分56.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年4月5日(咲き初め)
2024年4月10日(満開)
注1)設置者名・設置年月とも不詳
注2)全くの目分量。広い柵の外から見ているので、あまり正確ではない
注3)2005年12月1日、二本松市に合併。旧行政区は安達郡安達町(あだちまち)
国道4号の道の駅「安達」は、4車線道路を挟んで2ヶ所に分かれている。万燈桜が立つのは、北に向かう下り線の道の駅構内。
上り線と下り線、2つの道の駅を直接結ぶ平面通路は無いが、道の駅の南側に国道を潜る連結道路(自動車通行可)があるので、上下線どちらを走っていても、桜のそばに立つことができる。
案内板によると、ここはかつて白畑の観音堂境内だったらしい。東西200m、南北500mほどもあったというから、かなり広大な境内だったようだ。
その観音堂は佐久間新田の旭長者が建立したもので、その際、壇を1万築いてその上にそれぞれ明りを灯した。それゆえ、旭長者は「万灯の長者」とも呼ばれたのだそうである。
その場所が道の駅になるにあたり、地元からは壇の復元、桜の巨木保存等についての陳情があったようだ。
万灯長者の名を引き継いだこの桜には、地元の方々の思いがこもっているのである。 |
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