|
|
|
名称 満徳寺のしだれ桜 (まんとくじのしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 4.8m(注2) 実際はもっと細い
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福島県白河市東上野出島字反町(注3)
〃 3次メッシュコード 5540−52−29
〃 緯度・経度 北緯37度06分34秒
東経140度22分13秒
白河市指定天然記念物(1985年4月1日指定)
撮影年月日 2010年4月18日
注1)白河市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)上記案内板による
注3)2005年11月7日、白河市に合併。旧行政区は西白河郡東村
真言宗天龍山満徳寺の参道脇に立つシダレザクラが、旧東村から天然記念物指定を受けた。
上方に伸びた2本の幹は、途中から先を失い、大枝と呼べそうな太い枝は極めて少ない。幹には空洞が広がっており、なかに不老長寿の青大将が住むとか。あちらこちらを支柱にささえられ、明らかに老木の姿である。
しかし、残された枝は元気が良さそうだ。今年もしっかり花をつけた。
訪れたのは、咲き始めて間もない頃。三分咲きと呼ぶにはまだちょっと早いかな、といったタイミング。時ならぬ降雪に見舞われて、開花のステップが足踏みしてしまった感じ。
この姿を眺めに来たのが私だけとは、予想していなかった。あまり存在を知られていないサクラなのだろうか。贅沢な時間を、ゆっくり楽しませてもらった。
地表を覆う雪のせいか、吹く風は冷たい。しかし、時折り射し込む陽光が暖かい。陽が射すと、花がパッと明るくなる。
さまざまな意見があろうが、やはり桜には青空が一番似合うように思われた。 |
|