ページタイトル:万劫の大カツラ ロゴ:人里の巨木たち

画像:万劫の大カツラ(幹と並ぶ) 名称 万劫の大カツラ (まんごうのおおかつら)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 カツラ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 9.0m(注1)
推定樹齢 200年(注2)
所在地の地名 兵庫県豊岡市日高町万劫(注3)
 〃 3次メッシュコード 5334−25−01
 〃 緯度・経度 北緯35度30分21秒
           東経134度38分05秒
豊岡市指定天然記念物(1984年3月30日指定)
撮影年月日 2015年4月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)「但馬ふるさとづくり協会」発行の「但馬の巨木百選」による
注3)2005年4月1日、豊岡市に合併。旧行政区は城崎郡日高町





 国道482号蘇武(そぶ)トンネル北口(東口)の近くから、稲葉川(いなんばがわ)の谷を上流に向かう。この道は、途中まで県道なのだが、未舗装の悪路で、道幅も狭い。雨天時には通りたくない道だ。ただし、谷に入ってからは一本道なので、道を間違える心配はなさそうだ。
 一ツ滝、二ツ滝と過ぎて、さらにその先(砂防ダムを二つ過ぎた先)の左手、対岸側に、南から流入する沢がある。万劫の大カツラは、その沢の左岸(西岸)に立っている。(100m以上先の路肩に駐車可能なスペースあり。なお、沢の合流点の道路脇に案内表示があるのだが、私が訪ねた時は倒れていて車窓からは見えなかった)
 稲葉川には橋が無いので、浅そうな場所を探し、長靴でジャブジャブと入って対岸に渡った。(水量が多いときは不可)
 対岸に渡ると、踏み分け道があった。道には蹄(ひづめ)の跡がくっきり。イノシシか、シカか。カツラへのこの道は獣道(けものみち)でもあるようだ。
 道路から約300m。下草が茂る前の歩きやすい季節だったので、5分くらいで着いたように思う。(道路からカツラは見えない)
 悪路と渡渉という二つの難関があるのだが、トライする価値は十分にあると思われる。
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