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名称 田町天満宮の欅 (たまちてんまんぐうのけやき) 名称の典拠 現地の標柱(注1) 樹種 ケヤキ 樹高 22m(注2) 目通り幹囲 5.8m(注2) 推定樹齢 400年(注3) 所在地の地名 熊本県上益城郡山都町馬見原(注4) 〃 3次メッシュコード 4931−01−12 〃 緯度・経度 北緯32度40分58.7秒 東経131度09分22.3秒 山都町指定天然記念物(1986年12月10日指定)(注5) 撮影年月日 2011年8月3日 注1)蘇陽町教育委員会と同文化財保護委員会が連名で設置(設置年月不詳) 注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による 注3)上記標柱側面の説明による 注4)2005年2月11日、2つの郡をまたいで2町1村が合併。山都町となる。旧行政区は阿蘇郡蘇陽町 注5)標柱があるので天然記念物であることは間違いないと思うのだが、熊本県からいただいた一覧リストや、町村合併時に合併協議会が調査した文化財一覧表に、該当するケヤキは載っていない 五ヶ瀬川右岸、蘇陽橋の東300mほどのところで、218号と265号の二国道が分岐する。田町天満宮は分岐点の東方の山裾。 ここは日向往還のルート上。田町天満宮のある馬見原(まみはら)は、その宿場の一つだった。大正時代には劇場まで作られるほど栄えたという馬見原だが、マイカー時代の旅人にとっては、通り過ぎるだけの場所になってしまった感がある。 県下有数の規模だったというその劇場「花園座」は、天満宮の下にあったという。 人間世界の変遷を、大ケヤキはどう見ているのだろうか。 (「山都観光ガイドブック」を参考にした) |
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