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名称 大豆谷日吉神社のスギ
(まめざくひえじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 350年以上(注3)
所在地の地名 千葉県東金市大豆谷(まめざく)
〃 3次メッシュコード 5340−22−78
〃 緯度・経度 北緯35度33分57秒
東経140度21分08秒
東金市指定天然記念物(1969年10月1日、「日吉神社表参道杉並木」として、杉並木を形成するスギ39本を一括指定))
撮影年月日 2014年5月16日
注1)日吉神社の読み方は神社庁に登録されている「ひえじんじゃ」を採った。東金市公式HP中、文化財紹介ページでは「ひよしじんじゃ」と読んでいる
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
注3)上記、東金市の文化財紹介ページによる
JR東金駅の北西1.3kmほどの台地上に、日吉神社が鎮座する。
大同2年(807)、比叡山延暦寺開祖最澄が当地に巡錫の折、近江国坂本から日吉大社の分霊を勧請したのがはじまりと伝える古社で、もとはもっと駅寄りの鴇ヶ峰(現在は山王台公園)にあったが、嘉慶元年(1387)、現在地に遷座したという。(境内の「日吉神社の栞」による)
参道の杉並木が素晴らしい。際立つ巨木はないものの、なかなか良い雰囲気だ。
スギにはみな番号が付けられており、左図はNo.31。参道から、向かって左に少し逸れたところに立つ。これが一番大きいようだ。
荒々しい姿の一方で、どことなく老境の優しさも感じられる。葉も、心なしかナヨナヨと優しげな感じ。幹の上部には数種類の植物が着生している。
参道両側の後輩たちを、ここから見守っているように思えなくもない。 |
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