ページタイトル:幕ヶ谷神社のスダジイ 当サイトのシンボルマーク

画像:幕ヶ谷神社のスダジイ(幹と並ぶ) 名称 幕ヶ谷神社のスダジイ
    (まくがやじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 静岡県静岡市葵区瀬名
 〃 3次メッシュコード 5238−43−24
 〃 緯度・経度 北緯35度01分32.4秒
           東経138度25分35.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年3月16日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 幕ヶ谷神社は、静岡北高等学校の東400mほど。山裾に鎮座する。(鳥居額には「権現宮」とあった)
 案内板の類がなく、祭神名や沿革等は不明。
 社号の幕ヶ谷は地名。昔、徳川家康が鷹狩りをした際に、このあたりに陣幕を張ったとの伝承から。
 社叢の樹木ではスダジイが多い。
 スダジイは植樹されたのではなく、もとからここに生えていたのではないだろうか。今はかなり間引きされたように思うが、当地の自然植生を引き継いでいるのではないかと思われる。
 最大のスダジイは社殿の左(向かって右)に広がる樹林内。勢力を広げるモウソウチクがそのあたりだけ切り払われている。
 残念ながら、最盛期はとうに過ぎたようで、最大の幹はこの姿。
 若いスダジイが根を接して立っている。この株の一部が生き残ったのか、それとも新しく芽ばえた別の個体なのか。どちらとも見える。
 もしかしたら、もう死んでしまった木を紹介したのかも知れない。
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