ページタイトル:前沢八幡神社のイチョウ ロゴ:人里の巨木たち

画像:前沢八幡神社のイチョウ 名称 前沢八幡神社のイチョウ
    (まえさわはちまんじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岩手県奥州市前沢八幡(注2)
 〃 3次メッシュコード 5841−41−41
 〃 緯度・経度 北緯39度02分26.3秒
           東経141度08分31.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年5月15日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2006年2月20日、2市2町1村が合併して奥州市誕生。旧行政区は胆沢郡前沢町





 北上川右岸、県道237号(長坂束稲前沢線)赤生津橋(あこうづばし)西詰の集落が八幡(やわた)である。
 県道の南、堤防のすぐ外側に、独立木のイチョウが見える。八幡神社のイチョウである。集落の名前も、この八幡神社に由来するのだろう。(神社名については、昭和43年(1968)の鳥居奉納碑に「八幡」「河水」と並記してあった。2つの神社の合社なのかも知れない)
 環境省の巨樹測定要項では、幹囲は地上1.3mの高さで測ることになっている。このイチョウでは、一の枝が出る高さにあたる。それで、実感するより大きな値になったのだろうと思われる。幹そのものはもっと細い。
 しかし、草地や水田に囲まれて、1本だけ凛と立つ姿は、なかなか堂々としている。幹が多少細くても、そんなことは大したことではないようにも思われた。
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