ページタイトル:前田氏の大タブ サイトのシンボル

画像:前田氏の大タブ

画像:前田氏の大タブ(全景)
名称 前田氏の大タブ (まえだしのおおたぶ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 タブノキ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 6.7m(注2)
推定樹齢 伝承400年(注2)
所在地の地名 鳥取県東伯郡琴浦町出上(いでかみ)(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5333−15−90
 
〃 緯度・経度 北緯35度30分05.6秒
           東経133度37分34.2秒
琴浦町指定天然記念物(1970年2月10日指定)
撮影年月日 2009年4月11日

注1)琴浦町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2004年9月1日、東伯郡内の2町が合併して琴浦町誕生。旧行政区は東伯郡赤碕町





 町のなか、生活道路の交差点の角地に前田さんのお屋敷があり、そのお庭の一角、道路に面して1本のタブノキ巨木が立っている。
 信仰の対象でもあるようで、幹には注連縄が巻かれ、根が巻き込んだ石塔の前には、お花や御神酒が供えられている。
 暗渠となって水面は見えないが、根元には水量豊富な用水が流れている(滔々と流れる水音はよく聞こえる)。災害時には防火用水としても使われるらしく、蓋の近くに小さな用水桶(手桶)も設置されている。
 ご覧のように、樹勢が良い。道路上にまで大きく枝を広げて、大きな樹冠を支えている。
 大切に守られている、といった感じを受けた。
 ただ、部外者が余計なお節介をするようで気が引けるのだが、根元に見えるムクノキ(?)など、ほかの木は除去してやったほうがよいのではなかろうか。
 
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