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名称 町屋のさくら (まちやのさくら)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」
樹種 エドヒガン
樹高 14m(注1)
目通り幹囲 3.6m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 長野県北安曇郡松川村(町屋)
〃 3次メッシュコード 5437−56−18
〃 緯度・経度 北緯36度25分44.2秒
東経137度51分00.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年4月12日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
JR大糸線「信濃松川」駅の北西約900m。町屋地区を東西に貫く道路脇に、左図の桜が立っている。
周辺は墓地。信州では、墓地の桜が本当に多い。
墓地と聞いただけで敬遠する人もいるようだが、私はまったく気にならない。お墓は、化け物が出たり、異常現象が起きたりするような恐怖の対象ではありえない。物理的には他と何ら変わらない場所であり、精神的には先祖と心の中で対話することができる大切な場所である。(私にとって墓地は、むしろ好きな場所である)
今は亡き先祖に美しい花を喜んでもらいたい。もしも霊魂が存在するのなら、ここに留まって、いつまでも身近にいてもらいたい。
墓地に桜を植えるのは、先祖との心の繋がりを求めるそんな気持からではないかと勝手に想像している。
この桜もそうだったのだろう。
御先祖もきっと喜んでおられることだろうと思われる。 |
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