ページタイトル:町屋の二本カヤ 当サイトのシンボル

画像:町屋の二本カヤ(東株)

画像:町屋の二本カヤ(西株)
名称 町屋の二本カヤ (まちやのにほんかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 15m/14m(注2)
目通り幹囲 4.9m/4.9m(注2)
推定樹齢 伝承1000年(注2)
所在地の地名 福島県白河市大信町屋字道目木(注3)
 〃 3次メッシュコード 5540−61−49
 〃 緯度・経度 北緯37度12分19.1秒
           東経140度14分39.7秒(注4)
福島県指定天然記念物(1969年4月11日指定)
撮影年月日 2010年5月8日

注1)福島県教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)2005年11月7日、白河市に合併。旧行政区は西白河郡大信村
注4)これは東側のカヤ(県道に近い方)の位置





 東北自動車道矢吹インターチェンジ近くから、県道58号(矢吹天栄線)を西に向かう。国道294号と交差して約600m、県道脇に、20mほどの間隔で、2本のカヤが並んでいる。
 いずれも株立ちのカヤだ。単幹のカヤに比べると、巨大だという印象は薄いが、1000年はどうかとしても、かなり昔からここに立っていたのだろう。
 このあたりは、磐城国と岩代国の境界にあたる土地だ。福島県総合緑化センターが1983年に刊行した「緑の文化財」(福島県監修)には、「道目木」という地名から考えて、これらのカヤは道標でもあったのでないか、という記述がある。また、隈戸川の対岸には白河結城氏の出城があったようで、その鬼門に植えられたとする伝承も紹介している。
 2本とも、目下、樹勢は良さそうである。
 
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