ページタイトル:鏡徳寺のイチョウ サイトのシンボル

画像:鏡徳寺のイチョウ(幹と並ぶ)

画像:鏡徳寺のイチョウ(全景)
名称 鏡徳寺のイチョウ (きょうとくじのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 茨城県常陸太田市上利貞町(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5440−73−04
 
〃 緯度・経度 北緯36度35分32.6秒
           東経140度26分03.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年3月1日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注2)2004年12月1日、常陸太田市に合併。旧行政区は久慈郡金砂郷町





 旧金砂郷町(かなさごうまち)の真言宗智山派五仏山五智院鏡徳寺境内に立つイチョウ。
 案内板によれば、大同元年(806)慈覚大師円仁の開山と伝え、承久元年(1219)京都醍醐寺座主光宝大徳が中興。このときに天台宗から真言宗に転じたのだろう。中興の際に、土中より五仏と鏡が発見されたことが、現山寺号の由来という。
 寛文3年(1663)開基帳に、朱印地15石、寺内28石余とあるそうで、なかなかに栄えた寺だったようだ。
 案内板には続けて、明治期に焼失した後の伽藍復興などの記述があるが、イチョウについては何も言及されていない。
 鏡徳寺の大イチョウは、仁王門(仁王さんは門内でなく、外に立つ)の先、石段の脇に立っている。
 主幹が高いところまで、スッと立ち上がっている。
 根の半分ほどが黒くなっていて、表皮との境界部分が焦げているようにも見える。が、全体の樹勢に影響することはないのだろう。
 根のまわりに、干涸らびたギンナンがいくつか見えた。昨年の落果である。
 この木は雌株であるらしい。
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