ページタイトル:鏡石寺のシダレザクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:鏡石寺のシダレザクラ 名称 鏡石寺のシダレザクラ
    (きょうせきじのしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 10m(注2) 今はずっと低い
目通り幹囲 3.2m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 福島県二本松市亀谷1丁目
 〃 3次メッシュコード 5640−33−05
 〃 緯度・経度 北緯37度35分38.8秒
           東経140度26分29.4秒
二本松市指定天然記念物(1989年2月1日指定) 
撮影年月日 2024年4月5日

注1)二本松市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による





 JR二本松駅の北東約750m、亀谷坂とか竹田坂とか呼ばれる坂道の途中に天台宗玉壺山醫(医)王院鏡石寺がある。
 貞観6年(864)、慈覚大師円仁が開山した古刹と伝えられ、当初は細野(霞ヶ城跡の北)の鏡石にあったが、正保元年(1644)、三度目の移転で現在地に建立されたとのこと。(開山碑についての説明より)
 天然記念物の桜は庫裏の背後で、庭を見おろすように立っている。
 案内板には、「地上六メートルで四枝に分れ、うち一枝は枯れているが、二枝は横に、一枝はさらに垂直に枝を伸ばし、それぞれ多数の小枝を出している。そのため枝張りが二重になり、見事な重層樹形を呈する」と書かれていた。
 天然記念物指定時には既に主幹を途中で失っていたようだが、大枝が健全で、上下2段の花笠を形成していたように思われる。
 それから35年。ずいぶん寂しい姿になってしまったが、今も変わらず、大切に守られていることがわかる。
ボタン:福島県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る