ページタイトル:敬覚寺のイチョウ 当サイトのシンボルマーク

画像:敬覚寺のイチョウ 名称 敬覚寺のイチョウ (きょうがくじのいちょう)
名称の典拠 「福井の名木・名花」(注1)
樹種 イチョウ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 福井県越前市黒川町(注4)
 〃 3次メッシュコード 5336−60−75
 〃 緯度・経度 北緯35度53分43.0秒
           東経136度03分40.8秒
越前市指定天然記念物(1981年11月1日指定)
撮影年月日 2020年11月14日

注1)福井県農林水産部森づくり課ウェブサイトの一つ。天然記念物指定名称もこれに同じ。ただし寺号の読み方について、越前市の文化財リストは「きょうくじ」、「福井の名木・名花」は「きょうくじ」としている
注2)上記「ふくいの名木・名花」による
注3)奥様からお聞きした伝承樹齢
注4)2005年10月1日、1市1町が合併して越前市誕生。旧行政区は武生市





 武生第五中学校の北東約900m、黒川右岸に浄土真宗本願寺派霊瑞山敬覚寺がある。
 「デジタルアーカイブ福井」の「敬覚寺文書」ページを参考にすると、寺が創建されたのは永徳元年(1381)。当初は天台宗だったが、文明3年(1471)、霊覚法師が蓮如に帰依して浄土真宗に改宗、今日に至っているようだ。
 本堂前広場に左図のイチョウが立つ。
 双幹の大イチョウで、いずれの幹も途中で伐られているため、樹冠は小さい。しかし、幹はなかなか太く、近くに立つと重量感が伝わってくる。
 ちょうど落葉の時期で、半分以上はまだ枝に留まっているが、既に散った葉も多数あり、地面は黄色い絨毯。ちょうど良いタイミングで訪ねることが出来た。
 このイチョウは雄株で、ギンナンは実らない。もとは雌株もあったそうだが、今はない。
 撮影していると、御住職が出て来られた。これからどこかにお勤めに出られるようだ。見送りに出られた奥様とともにとても歓迎して下さり、御住職からは、庭のドウダンツツジも綺麗だから見ていってはどうかとお誘いを受けた。
 その後、奥様からはお茶も勧めていただいたのだが、恐縮の気持ちが半分、先を急ぐ気持ちが半分で遠慮させていただいた。本当に気持ちの良いご夫妻だった。(感謝) 
ボタン:県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る