|
|
|
名称 精矛神社のクスノキ
(くわしほこじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 鹿児島県姶良市加治木町日木山(注2)
〃 3次メッシュコード 4730−45−84
〃 緯度・経度 北緯31度44分25.9秒
東経130度40分37.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月25日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2010年3月23日、姶良郡内の3町が合併して姶良市(あいらし)誕生。旧行政区は姶良郡加治木町
JR日豊本線加治木(かじき)駅の東約600m、日木山川(ひきやまがわ)左岸の山裾に精矛神社が鎮座する。
明治以降にできた新しい神社で、祭神は島津義弘(しまづよしひろ、1535〜1619。島津氏17代当主)。神社の名前は彼の神号である精矛巌(厳?)健雄命(くわしほこいつたけおのみこと)からとったもの。現在地への移転は大正7年(1918)。(境内の案内板による)
義弘公は、秀吉との戦いはもとより、朝鮮出兵、関ヶ原の合戦まで、生涯に50回あまりの戦さを経験している。極めて戦上手だったようで、「鬼島津」の異名もあるようだ。精矛の神名には、義弘公を偲び、讃える意味が込められているのだろう。
拝殿の左(向かって右)、朝鮮出兵の陣僧をつとめた椿窓寺住職が朝鮮から持ち帰ったという石臼の近くに左図のクスノキが立つ。
神木とされている。
クスノキは根元近くで2幹に分かれている。もしも2株の合体木だとしたら、遷座の際に植えられた可能性もあるように思われる。 |
|