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名称 桑平のトチノキ (くわだいらのとちのき) 名称の典拠 現地の標柱(注1) 樹種 トチノキ 樹高 28m(注2) 目通り幹囲 8.5m(注2) 推定樹齢 500年(注3) 所在地の地名 徳島県美馬郡つるぎ町一宇字葛籠(注4) 〃 3次メッシュコード 5034−60−65 〃 緯度・経度 北緯33度53分34秒 東経134度03分56秒 徳島県指定天然記念物(1999年12月24日指定) 撮影年月日 2010年7月31日 注2)環境省の2000年フォローアップ調査結果より 注3)つるぎ町役場地域創造課から刊行された「つるぎ巨樹王国読本」による 注4)2005年3月1日、美馬郡内の2町1村が合併して「つるぎ町」誕生。旧行政区は美馬郡一宇村(いちうそん) 国道438号が貞光川を離れ、山腹をぐんぐん登るあたり、つるぎ町の最南端の集落が桑平である。 つるぎ町中心部から南下してくると、第1ヘアピンカーブの先、左側に、桑平集落に下る急勾配のコンクリート舗装路がある。そこを突き当たりまで下ると、広い駐車場が待っていて、その横に桑平堂の大杉の姿が見える。 トチノキは、大杉の根元から歩道を100m弱下ったところ。歩道からは左上図の姿が見える。(ヘアピンの手前にも案内表示があるが、こちらは大杉を経由せず、下から歩いてトチノキに達することになる。駐車場の問題もあり、車で訪問する場合は初めに示した道順が便利) 目通り8mを超える大トチノキであるが、環境省が環境庁だった時代に刊行された「日本の巨樹・巨木林」には掲載されていない。 四国No.1のこのトチノキが日の目を見たのは、巨樹・巨木林の会による平成10年調査によってである。翌年、早速、徳島県指定天然記念物となった。 樹勢も良さそうで、四国一の座は、当分明け渡しそうにないと思われる。 |
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