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名称 沓掛の大ケヤキ (くつかけのおおけやき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ケヤキ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 8.9m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 茨城県坂東市沓掛(注2)
〃 3次メッシュコード 5439−17−11
〃 緯度・経度 北緯36度05分59.7秒
東経139度53分45.2秒
茨城県指定天然記念物(1932年6月24日指定)
撮影年月日 2010年2月11日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注2)2005年3月22日、岩井市と合併して坂東市に。旧行政区は猿島郡猿島町
沓掛の神明社の境内に、1本のケヤキ巨木が立っている。
神明社の境内は周囲より少しだけ高くなっているが、これは、古墳上に鎮座しているため。当地の木村氏一族の氏神とされているようだ。
かつては境内を多くの樹木が覆っていた。しかし、何故か次々と枯死し、ケヤキが1本だけ残った。人々はこのケヤキを神木と崇め、その傍らに神社を祀ったと伝えられているらしい。(平凡社「茨城県の地名」を参考)
このケヤキは、生命を輝かせる本質を会得しているというのだろうか。
近くから見ると、幹囲の太さはかなりのものである。これなら、どんな伝説でも受け入れることができそうだ。
肝心の中央部が枯死してしまったのが残念だが、幸い、残された部分の樹勢は良さそうである。 |
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