ページタイトル:久谷八幡神社のスダジイ 当サイトのシンボル

画像:久谷八幡神社のスダジイ(幹と並ぶ)

画像:久谷八幡神社参道
 八幡神社参道

画像:久谷八幡神社境内
名称 久谷八幡神社のスダジイ
    (くたにはちまんじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 9.1m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 兵庫県美方郡新温泉町久谷(注2)
 〃 3次メッシュコード 5334−34−41
 〃 緯度・経度 北緯35度37分34秒
           東経134度31分01秒
新温泉町指定天然記念物(1979年3月3日、「八幡神社社叢常緑広葉樹林」として社叢全体を一括指定)
撮影年月日 2010年10月16日


注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2005年10月1日、美方郡内の2町が合併して新温泉町誕生。旧行政区は美方郡浜坂町





 JR山陰本線久谷駅の南方約200mの山裾に、八幡神社がある。
 一面に苔が覆って、まるで緑色の絨毯を敷いたような参道が奥の方に延びている。参道を一歩はずれると、境内は原生林のようだ。細い渓流が流れ、広葉樹が茂り、シダなどの下草が生えている。この林が、昭和54年(1979)に町の天然記念物となった。
 一番の大物は、社殿の横に立つスダジイ老木。
 株立ちのスダジイで、すでに往年の勢いはない。滅びつつある姿である。
 そうは言っても、まだ枯れてしまったわけではない。やつれながらも大きな体躯を維持している。
 老いた巨木のみが持つ威厳は、まだ失われていないように思われた。
 
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