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名称 薬谷町のイチョウ (くすりやちょうのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 6.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 茨城県常陸太田市薬谷町(注3)
〃 3次メッシュコード 5440−63−38
〃 緯度・経度 北緯36度31分59.1秒
東経140度28分38.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年9月21日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)2004年12月1日、常陸太田市に合併。旧行政区は久慈郡金砂郷町
山田川左岸段丘上に立つ雌株のイチョウ。
市立南中学校の南300mほどのところに近津神社があり、その東を南北に通る生活道路を南下すると、右手奥に樹冠が見えてくる。(付近に駐車スペースがないので注意)
イチョウは個人の所有物である。見学の許可を願ったところ、快諾して下さったばかりか、わざわざイチョウまで案内して下さった。
訪問の約1ヶ月前、2013年8月11日午後に、今まで経験したことのないような強風が吹き、一の枝が折れてしまったという。とても残念そうな声だった。根元に横たわる枝の周囲は3m以上ありそうに思われた。
お気持ちはとてもよくわかる。家からかなり離れて立つため、剪定をされたことのない、自然のままの美しい樹形を持つ大イチョウなのである。残された部分には、折損枝が殆ど見当たらない。元気そのものだったと思われる。それなのに折れてしまったのは、それだけ風の勢いが強かったということだ。
今はまだ傷跡が生々しいが、こうなった後でも、まだ樹形は美しい。樹勢も良さそうだ。いずれ、徐々に傷痕も修復されることだろう。 |
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