ページタイトル:櫛淵八幡神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:櫛淵八幡神社のクスノキ

画像:櫛淵八幡神社のクスノキ(全景)
名称 櫛淵八幡神社のクスノキ
    (くしぶちはちまんじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 8.4m(注1)
推定樹齢 700年(注2)
所在地の地名 徳島県小松島市櫛淵町字太田
 〃 3次メッシュコード 5034−74−46
 〃 緯度・経度 北緯33度57分11.1秒
           東経134度35分01.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年7月28日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)「櫛渕の名勝と旧跡」と題する案内板による





 県道28号(阿南小松島線)のすぐ北に、櫛淵町の八幡神社が鎮座している。寛仁元年(1017)、石清水八幡宮の別宮として勧請されたという。祭礼日には太平楽が奏され、流鏑馬(やぶさめ)の奉納もあったようだが、今次大戦後、流鏑馬は廃れたようだ。
 八幡神社の社殿は一段高い位置にあるが、石段の手前が少し広くなっている。かつてはここで流鏑馬が行われたのだろうか(真偽未確認)。いまは参詣者と櫛淵公民館利用者の駐車場になっている。
 標記のクスノキはその広場の端。県道のすぐ脇。低い石垣に囲まれて立っている。
 地上6〜7mで主幹を失い、そのあたりから横に大枝を伸ばしている。そこに大きな空洞があるらしく、金属板(?)で蓋をしている。全体にかなり傾いているが、樹勢は悪くなさそうだ。
 鳥居を挟んで反対側には、フウ(楓)の木がある。巨木ではないが、樹勢がよい。県道を西から進んでくると、まずフウの姿が目に入る。
 このフウは県指定の天然記念物であるが、クスノキの方は、どこからも指定を受けてはいないようだ。
 
ボタン:徳島県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る