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名称 九生滝不動杉 (くりゅうだきふどうすぎ)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 スギ
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県石川郡平田村九生滝字平堂内
〃 3次メッシュコード 5540−64−87
〃 緯度・経度 北緯37度14分28.3秒
東経140度35分04.4秒
平田村指定天然記念物(1985年4月1日指定)
撮影年月日 2021年6月21日
注1)PDF版「平田村のすがた 平成30年版」による
注2)高地側地表面から1.3mの高さで幹囲を実測
平堂内(へいどううち)は、小野町との町村界上に聳える十石山(718m)の山頂を基点にとると、水平距離で南南西に約1.7km。、幹線道路から1km以上離れた谷間(たにあい)の集落である。
大杉が立つのは、集落南部。蓬田小学校方面に向かう道路脇の不動堂境内、参道の入口付近。(門柱には「瀧不動尊」と記されていた)
注連縄もなく、下枝を整理した痕も見えるが、自然のままに育った姿。天然記念物であるから大切に思われているのは間違いないだろうが、必要以上に手をかけることはしない。これからも今まで通りに生きていきなさい、ということなのだろう。
暗くしっとりした感じの境内の端に小さな流れがあった。一応カメラに収めてはみたが、その時は特に興味を引かれたというわけではなかった。
帰宅後、写真を整理する際に気づいたのだが、流れの横に「九生(云々)」の文字を刻んだ銘板が埋め込まれている。残念ながら銘板の下部が草に隠れて、写真からは下の文字が読めない。「滝」と書いてあるようでもあり、違うようでもある。
この小さな流れが、果たして地名と関わっているのだろうか? 現場で気に留めていれば確認できたものを…。なんともお粗末な話で申し訳ない。(「少し大きめの画像」に写真あり) |
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