ページタイトル:黒森神社のカヤ 当サイトのシンボルマーク

画像:黒森神社のカヤ(幹と並ぶ) 名称 黒森神社のカヤ (くろもりじんじゃのかや)
名称の典拠 なし
樹種 カヤ
樹高 不明
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 1300年(注2)
所在地の地名 岩手県宮古市山口
 〃 3次メッシュコード 5941−37−85
 〃 緯度・経度 北緯39度39分39秒
           東経141度56分27秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年5月12日

注1環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)現地の樹名板による





 宮古市街地の北方、黒森山(くろもりやま、310m)の南腹に黒森神社がある。
 家々から離れて、ずいぶん山深い感じがするところに鎮座するのだが、神社まで車で行くことが出来るのはありがたい。
 左図のカヤは、本来の表参道を登り切ったところ。社殿平面の端に立つ。
 幹には注連縄。神木とされているのだろう。
 平凡社「日本の野生植物 木本T」によれば、カヤの自然分布域は宮城県以南とされているようだ。このカヤは人の手で植えられた可能性が大きい。ならば、樹齢は、最大に見積もっても、黒森神社が現在地に鎮座した時点より古くないと考えるのが普通であろう。
 1300年の樹齢はちょっとサバの読み過ぎのような気がするが、それはカヤにとってはあずかり知らぬこと。これだけ大きくなると、古木としての威厳はちゃんと備わってきているように思われる。
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